2019年1月16日  
 

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今どきの若者はスキンケアも徹夜も怠らない「不養生な健康オタク」 (2)

人民網日本語版 2019年01月16日10:27

〇必要なもの:「見かけの良さ(90後)」、「気持ち(80後)」、「睡眠(70後)」

また、報告のなかではあまり目立たないデータから、自身の心身の健康状況に対して人々が低い評価をしていることが読み取れる。「自分は健康に関する問題を抱えている」とした人は96%に上った。具体的な問題トップ3は、順に、「肌のコンディション(特に90後が注目)」、「焦りや憂鬱さ(特に80後にとってのトラブル)」、「睡眠の質の悪さ(70後の悩みトップ)」だった。

肌のコンディションに悩んでいるのは、男性より女性の方が多かった。一方、性生活や血圧・血糖のコントロールに関して悩んでいるのは、女性より男性の方が多かった。さらに薄毛の悩みといえば男性の問題と思われがちだが、統計データによると、薄毛・脱毛に関する悩みは、男性より女性の方がより深刻だった。

焦りや憂鬱さなど、心理的な問題を抱える人は、中・高年層より若年層の方が多く、胃腸の不調についても、若者の方が多く悩んでいた。一方、中・高年層の悩みといえば、骨や関節のトラブル、血圧・血糖・コレステロール値の問題で、それらの問題を抱える人が、若者より多かった。

「睡眠の重要性」に対する人々の評価は9.5ポイントに達したが、睡眠に対する各人の満足度は6.7ポイントにとどまった。なかでも「睡眠障害」を自覚する人は76%に上った。睡眠障害の主な症状としては、「寝つきが悪い」、「朝までぐっすり眠ることができない」、「夜間、頻繁に眼が覚めてしまう」、「十分な睡眠時間をとれない」、「いつも早くに目が覚めてしまう」、「夢ばかり見る」、「朝の寝覚めが悪く起きられない」などが挙げられた。若者の悩みは、「ぐっすり眠れない」、「寝つきが悪い」に集中し、高齢者の悩みは、「夜間、頻繁に眼が覚めてしまう」が多かった。

「睡眠トラブルが生じた時は、何らかの策を講じて解決するよう努める」とした人は73%に上り、「規則的な睡眠によって睡眠問題を解決する」は50%だった。枕・マットレス・アロマなどの睡眠補助グッズは、ここ数年、睡眠に問題を抱える人々からの人気が高い。だが、「睡眠トラブルについて何の解決方法も持たず、ただひたすら耐えている」とした人も27%いた点については、注目に値する。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年1月16日


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