春節(旧正月、今年は2月5日)が終わるや、「バレンタインデー」がやってきた。オンラインショッピングモール大手の「淘宝網」ユーザーのうち、「80後(1980年代生まれ)」の7割以上が、バレンタインデーに自分のために花を贈った。また、生花の6割は女性が購入しており、母と娘の間で花を贈り合うことがブームになっている。生花の消費は今や、従来からの「セレモニー感」というボーダーラインを超え、若者や女性が日常生活で小さな喜びを得るためのツールとなっている。淘宝は13日、「生花大賞」や「暗号解読」など、各地域の住民のための生花購入スタイルを発表した。揚子晩報が伝えた。
春節後、オンライン花市場は盛況を極めた。淘宝の統計データによると、今年の注文量は69%増と大幅に伸び、特にバラの注文量は220%と激増した。チューリップなどの高級な花も意外にも売れ行きが良く、売上は130%増、若者の花選びで最大のトレンドとなった。売上ランキングを都市別で見ると、上海・北京・深センがトップ3を占め、杭州・成都・武漢・蘇州・南京の各都市がトップ10に入った。
生花を日常的に購入する消費者層の主力は、今では女性となり、男性が自分の関心を買うために「花束をささげる」ことを待つ必要は皆無となった。淘宝の統計データによると、春節後、生花消費層の60%を女性が占めている。データによると、娘が母親にとって最も労わってくれる存在となっているようで、2019年2月上旬、淘宝ユーザーのうち、「90後(1990年代生まれ)の女性の約4割が、生花を購入して自分の母親にプレゼントした。
若い人の間でバラなどの生花が人気を博している一方で、35歳以上の消費者層は、百合や桔梗など開花期間がより長い花を好む傾向にあった。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年2月15日
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