11日に深セン市で開催された第4回東アジアサミットクリーンエネルギーフォーラムで発表された情報によると、中国の再生可能エネルギーの利用レベルが向上し続け、2018年の再生可能エネルギー発電量は1億8700万kWhにのぼり、発電量全体の26.7%を占めたことが明らかになった。新華社が伝えた。
国家能源局(エネルギー局)の李冶・監督管理総監はその挨拶の中で、上記のデータを明らかにした。李氏によると、この1億8700万kWhに原発を加えるならば、非化石エネルギー全体の発電量は2億2000万kWh以上に達し、発電量全体の30%以上を占める計算になる。
また中国の再生可能エネルギー発電の設備容量が拡大を続けており、2018年末現在では7億2800万kWにのぼり、全体の約38.3%を占めた。さらに再生可能エネルギーの経済性の改善が続き、風力発電と太陽光発電のコストが大幅に下がっている。
風力発電と太陽光発電が現在、再生可能エネルギーの発展をけん引している。水力発電水利計画設計総院の鄭声安院長がフォーラムで発表したデータによると、2018年の風力発電新規設備容量は2059万kW、太陽光発電は4426万kWで、その合計は再生可能エネルギー新設設備容量の85.3%を占める。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年6月13日