上海ゴミ分別厳格化で「怠け者経済」誕生?ゴミ捨て代行が新商売に (2)

人民網日本語版 2019年06月18日10:59

これはつまり、朝寝坊してうっかり収集時間を過ぎてしまったら、ゴミとまた一週間一緒に暮らさなければならないことを意味する。

ゴミの分別を間違えると、収集員は収集を拒否できるだけでなく、ゴミを袋から出してどの家が捨てたものかを確定し、罰金を取り立てに行くことまでできる。

韓国

韓国のゴミ分別も比較的しっかりしており、日本とよく似ている。

韓国のゴミ分別は「一般」と「リサイクル可能」、「生ゴミ」の3種類に分かれている。そのうち生ごみの処理は面倒だ。週のうち捨てる日が決まっていて、夏の暑い時期には異臭を放ちやすいからだ。そこで、生活ゴミを冷蔵庫に保存する主婦が現れた。そのため韓国では生ゴミ用冷蔵庫なる商品まで登場しているという。

韓国も日本と同じように、ゴミを種類別に指定されたゴミ袋に入れる必要がある。これらのゴミ袋は自治体の規定の下で統一生産されており、異なる色と規格があり、その値段も安くはない。

特筆に値するのは、日本と韓国は生ゴミなどに対して「袋から出しておく」ことは求められておらず、袋の表面を清潔にしておけばよいという点だ。

飲料の分別にも注意点が多い。例えば韓国の街中にあるカフェで冷たいドリンクを頼んだ場合、氷と残りのドリンク、ストローとカップ、カップホルダーは別々に捨てなければならない。

飲むヨーグルト1杯の場合でも、そのカップをきれいに洗って乾かしてから、規定に従って捨てなければならない。

もし規定に違反して適当に分別した場合は罰金が科される。1回で少なくとも10万ウォン、円に換算するとだいたい9千円以上が飛んで行くことになる。

さらに恐ろしいのは、罰金は違反回数が増えるにつれて高くなっていく点だ。

「ゴミ捨て代行」が新しい職業に?

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