イランが中国公民に対するビザ免除政策実施

人民網日本語版 2019年07月31日13:20

中国在イラン大使館は30日、イランが中国公民に対する入国ビザの一方的免除政策を実施したことを確認したと発表した。新華社が伝えた。

中国在イラン大使館はイラン政府筋の情報を引用する形で、「2019年7月16日から、中華人民共和国普通旅券所持者、中華人民共和国香港特別行政区旅券所持者、澳門(マカオ)特別行政区旅券所持者のイランへの観光・商用訪問に対して入国ビザを免除し、入国後の滞在可能期間は毎回21日間とする」と伝えた。

イラン・イスラム共和国の旅券所持者が中国に渡航する際には、依然として中国在イラン大使館でビザ手続きが必要となる。

同時に、中国外交部(省)領事司(局)と中国在イラン大使館は、イランへ渡航する中国公民に以下の事項に注意するよう呼びかけている。イランに渡航する際は現地の風俗習慣を尊重し、女性(就学前児童を除く)はスカーフをかぶり、肌の露出を避ける▽男性はタンクトップや短パンを着用して外出しない▽安全に注意し、貴重品をしっかり管理する▽現地の法律を遵守し、敏感なエリアでの写真撮影を避け、GPSやトランシーバーなどの設備を使用しない。

また以下の点についても注意を喚起している。イランは地震多発地域であるため、事前に応急知識を学んでおくとよい▽イランの夏は猛暑であるため、暑さ対策をする▽イランではユニオンペイ、ビザカード、マスターカードなどのクレジットカードやトラベラーズチェックが使用できない▽アルコールを含む飲料、豚肉及びその加工品、各種禁制品をイラン国内に持ち込むことはできない▽イランに渡航する中国公民は事前の旅行保険加入を勧める。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年7月31日

  

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