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タイで「1分通関」実現へ 電子アライバルビザ発給システムを導入

人民網日本語版 2019年01月31日16:02

タイ政府はこのほど、現地時間2月14日から、全く新しい電子アライバルビザ発給システムを導入すると発表した。同システムの導入により、外国人観光客の入国審査時間が短縮される。また、記入データに間違いがないことが確認されてから、ビザ取得費用が徴収される流れとなり、「まず料金徴収、その後審査」という現状が改善される。タイ華字紙「世界日報」の報道を引用して中国新聞網が伝えた。

タイ政府は、中国やインドなど21ヶ国・地区の住民を対象として、アライバルビザ無料化政策を実施してきた。2018年11月15日に実施されて以来、到着空港の入国審査レーンには、連日長蛇の列ができていた。タイ政府は、先日公告を発表、観光刺激策として、「当初60日間の期間限定だったアライバル無料化政策を、2019年1月14日より4月30日までに延長する」と発表した。

タイ移民局のSurachate Hakparn局長は、現地時間1月29日、同局がVFS Global社と提携し、全く新しい電子アライバルビザ発給システムを完成させたことを発表した。新システムにより、入国審査にかかる時間が短縮されると見込み。

Hakparn局長は、「電子アライバルビザの最大のメリットは、いつでもどこでも、オンラインで申請が可能な点だ。旅客は、空港に到着した後、電子アライバルビザ専用カウンターに向かい、必要書類とパスポートを税関検査官に提示すれば、わずか1分で通関できる」と話した。

新システムでは、移民局がまず先に旅客の申請書類をチェックし、記入ミスがないかどうか確認した後に、旅客にビザ取得料を請求する流れとなる。また、旅客は出国前3日以内に、発給通知を受け取ることができる。これまでのように、旅客が料金を支払ったのち、当局からの回答をイライラして待たなければならないという状況は、今後発生しないという。

スワンナプーム・ドンムアン・プーケット・チェンマイのタイ4大空港を利用してタイに出入国する旅客はいずれも新しい電子アライバルビザを申請することができる。

Hakparn局長は、「タイの電子アライバルビザ取得料は、マスターカード・ビザ・銀聯カード・微信支付(WeChatペイ)、支付宝(アリペイ)によるオンライン決済が可能だ」としている。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年1月31日

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