QRコード決済導入でますます繁盛する街角の小規模店 (2)

人民網日本語版 2019年08月21日10:29

〇中国経済を後押しするマイクロ「碼商」

デジタル経済の時代に入り、オンライン電子商取引が飛躍的に発展し、小規模実店舗の市場シェアを奪った。しかし、QRコード決済の普及によって、小規模商店が大逆転劇を演じている。

華中科技大学の余豊慧兼任教授は、「モバイル決済は、小規模店の店主にとってデジタル経済時代への切符になり、こうした店舗が経済に及ぼす働きを人々に初めて認識させた。より多くのデジタル経営ツールを全国の小規模店の店主に提供することで、彼らの経営コストを引き下げ、経営活力を高める必要がある」と指摘した。

オンラインであれ実店舗であれ、小規模店は中国経済の発展に重要な役割を果たしている。ある分析によると、民営経済は「五六七八九」の特徴を呈している。つまり、税収の50%以上、GDPの60%以上、新技術革新成果の70%以上、都市部雇用の80%、企業数の90%以上を占め、国内経済に貢献している。小規模店の各店舗は小さすぎて注目されないが、彼らによって中国経済発展の「ネットワーク」が構成されており、民営経済の一部として、経済発展の基盤を固める役割を担っているのだ。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年8月21日

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