中国女子バレーの活躍描く映画「中国女排」が春節に公開 スポーツ映画の年となるか (2)

人民網日本語版 2019年10月22日11:22

「中国女排」がスポーツ映画の新たな局面切り開く?

9月に日本で開催されたバレーボールワールドカップで、郎平(ラン・ピン)監督率いる中国女子チームは見事優勝を果たし、多くの中国人が歓喜の声を上げた。そして、映画「中国女排」の予告動画や、郎平監督にそっくりの女優・鞏俐(コン・リー)の後ろ姿が大きな話題となり、同作品は公開前から大きな盛り上がりを見せている。

陳監督はシルクロード映画祭の開幕式で、「中国女子バレーの物語は多くの人の心を熱くしてくれる。この作品の製作は、プレッシャーが非常に大きい。いろんな細かいところまで、できるだけ忠実に再現できるよう取り組んでいる。この作品を通して、真の女子バレーの精神と時代の変遷を伝えたい」と語った。

リアルなアスリートの姿を撮影するために、たくさんのバレーコーチを撮影現場に招き、さらに、一部の元選手や現役の選手も「自分役」を担当。「以前に撮った作品に出演していた役者よりもリアルだ」と陳監督。

中国で女子バレーに注目が集まっていることから、若者にとってバレーが魅力あるスポーツであることが分かる。若者の親の世代も約30年前に、今の若者と同じようにアイドルを追いかけるように、女子バレーを応援していた。つまり、この面では、若者とその世代の人々の間に、「壁や溝」はない。そのため、それら要素は映画「中国女排」は確実に大ヒットすることの「保証」であると見られており、さらに、クリエイターの豪華な顔ぶれも話題性があるため、期待は高まるばかりだ。

亜寧総裁は、「これは単なる映画ではなく、団結して、不屈の闘志を抱いて、懸命に努力する民族精神を表現している。そのため、大ヒットになり、スポーツ映画の新たな局面を開いてくれると信じている」と期待する。

北京聚合影聯文化伝媒有限公司の講武生・総経理は、「『中国女排』のターゲットグループは非常に幅広く、スポーツをテーマにした映画の新たな時代の幕を開けてくれるかもしれない」と期待感を示している。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年10月22日

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