馮副部長は、「中長期的にみて、中国経済の成長の潜在力には疑問の余地がない。中国の人口規模と市場規模、労働力の質、産業の基礎、及び中国が現在その中にある工業化の後期および都市化の中期という歴史的段階が、いずれも中国経済の成長の潜在力のさまざまな側面を形成する。周期に逆行した調節を強化し、内需を喚起し拡大するよう努力し、供給側構造改革を引き続き深化させ、広大な市場主体の活力を動員しさえすれば、中国経済は必ずこの歴史的節目を順調に通過して、光り輝く未来を迎えることができる」と指摘した。
連チーフエコノミストは、「現在、経済の下方圧力に直面して、一方では安定成長を最優先任務とし、また一方では構造調整の取り組みを強化する必要がある。安定成長のための措置には保護措置も圧力をかける措置もあり、全面的に活性化するわけにはいかない。経済運営が合理的な範囲で収まるよう確保することを基礎に、債務膨張リスクと構造的インフレリスクを防止する必要がある」と提案した。
同局の盛来運副局長は、「信頼は黄金よりも重要であり、今の段階ではよりそうだといえる。中国経済には多くの投資分野があり、多くの発展の可能性があり、カギは企業家の信頼感を増強することにある。不確定性の問題に対し、私たちは政策の透明性を高め、マクロ政策の連続性と安定性を保つ必要がある。疑問に明確に答え、目下直面する困難と挑戦をどこかの場面で市場主体にしっかりと説明する必要がある。改革を深化させ、特にカギとなる分野の改革を深化させる必要がある」と指摘した。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年10月21日