【10月中・下旬~11月】
〇北京市:鳳凰嶺
秋の訪れとともに、同市の香山は黒山の人だかりとなるが、鳳凰嶺は常に静かな落ち着きを保っている。鳳凰嶺の紅葉は、カエデ、ハグマノキ、ツタ、アメリカハゼノキなど種類が豊富で、公園全体に分布している。鳳凰嶺は、「北京の天然酸素倉庫」と讃えられている。
〇河南省焦作:雲台山青天河
10月下旬から、紅葉は瞬く間に青天河にある3868の山々や谷間を染めていき、そのいずれもが目を見張るような赤々と燃え立つような景色に様変わりする。大泉湖の湖面から眺めると、鮮やかな色彩に囲まれた両岸には美しくもロマンチックな景色が広がっている。また青天河紅葉フェスティバルが10月16日から11月30日まで開催されている。
【11月~12月】
〇江蘇省蘇州:天平山
天平山は全国三大紅葉名所の一つ。秋になると、青いカエデが、だんだんと、黄色、オレンジ、赤、紫に変わり、「五彩楓」と呼ばれている。このほかにも黄金色やだいだい色、朱色など様々な色合いの紅葉を楽しむことができる。
〇広東省広州:石門国家森林公園
紅葉は北方でしか見ることができないなどということは無く、南国でも秋が深まると、「広州の香山」の誉れ高い従化石門の紅葉が、秋風と共に次第に黄色や赤の秋の装いへと変わっていく。従化石門の紅葉は、カエデ、ナンキンハゼ、モミジなどを中心に面積約200ヘクタール以上に広がっている。
これほどたくさんの紅葉スポットを知ったら、紅葉を愛でる旅に出たくて、いてもたってもいられなくなってしまうのではないだろうか?(編集KM)
「人民網日本語版」2019年10月25日