今年も意欲的な日本企業 第2回中国国際輸入博覧会 (3)

人民網日本語版 2019年10月25日10:54

 「昨年の出展で大きな手ごたえ、今年は昨年以上のスケールで」 花王株式会社

 「花王グループに対する理解を深めてもらえる絶好の機会と考えており、今年は中国で発売していない商品の紹介も含めて、昨年以上のスケールで出展を予定」とするのは花王株式会社。展示ブースでは多数の来場者に商品の魅力を体感してもらえただけでなく、マスコミによる取材など、中国の人々に同社の商品を知ってもらう機会になったとしており、今年はESG(環境・社会・ガバナンス)を技術革新とともに強く進めていくことをアピールし、具体的な取り組み事例などを紹介していくという。

 「介護ロボットの認知度向上を目指して」 株式会社アートプラン

 「中国ではまだまだ介護ロボットの認知度が低いため、認知度向上を目的に出展を決めた」とするのは株式会社アートプラン。第1回博覧会を機に、大学に試乗デモ機を貸し出ししているほか、個人供給はしていないものの、個人からの購入希望や企業からは代理店要望があり、交渉中となっている。今年も試乗体験を通じて認知度向上と準独占販売店を募集していくとしている。 

自立支援型移乗介助ロボット「愛移乗くんⅡ」(写真提供・株式会社アートプラン)。

 開幕まで2週間を切り、会場となる国家エキシビションセンター(上海)でも準備が着々と進められている。人民網では今年も会場から動画やインタビューなど様々なスタイルで第2回中国国際輸入博覧会を紹介していく。(文・玄番登史江)

 「人民網日本語版」2019年10月25日

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