米企業が輸入博に示す強い意欲は何を物語るか (2)

人民網日本語版 2019年10月31日13:35

同時に、中国は世界の科学技術イノベーション、デジタル化へのモデル転換、産業のインターネットの開発における重要市場の1つになりつつあり、「コネクテッドインダストリーズ」と「ソフトウェアとハードウェアのコンビネーション」が米企業を含む多国籍企業に非常に大きなチャンスをもたらしている。2回続けて出展するクアルコムの孟樸・中国エリア会長は中国市場の可能性を高く評価し、「クアルコムと中国の産業チェーンとの協力は世界的協力の模範例であり、中米の科学技術分野における協力の模範例だ」と述べた。

米企業の展示面積が最も大きいことは、中米経済が深く融合し、協力の大きな流れは不可逆であることをはっきりと示している。

米国のたくさんの多国籍企業が長年にわたって中国市場を深く開拓し、対中協力を持続的に深化させてきた。ゼネラル・エレクトリック(GE)が工業設備とデジタル化の一連のソリューションを通じ、中国のクリーンエネルギー戦略、科学技術に基づく医療、インターネット+などの分野での発展を支援したケースも、デルが「中国で、中国のために」との理念に基づいて中国の協力パートナーと手を組み、5G、自動運転、グリーンで持続可能な発展などの分野を開拓してきたケースも、米企業が早くから中国の発展の流れに深く溶け込み、互恵・ウィンウィンの成果を共有してきた現実を示すものだ。

これと同時に、中国は絶えず開放を拡大し、ビジネス環境を持続的に改善し、米企業を含む多国籍企業に向けて主体的に市場を開放し、中米協力に新たな原動力を与えてきた。そして中米は世界の2大エコノミーとして、その協力の拡散効果ははっきりしており、世界経済の繁栄、安定、発展にとって重大な意義をもつ。

事実が再三証明したように、中米経済は高度に融合して相互に補完し合い、中米経済貿易関係の本質は互恵・ウィンウィンだ。協力の強化は市場行為に基づく必然的な選択であり、またグローバル経済の安定成長を保護するための客観的要求でもあり、中米各界の幅広い期待にも合致する。

協力の大きな局面と流れの中、新たな中米経済貿易ハイレベル協議が一連の分野で実質的な進展を遂げ、双方は最終的な合意に向けてともに努力することに同意した。このことは中米両国の企業と国民にとって朗報であることは間違いなく、世界にとっても朗報だといえる。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年10月31日

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