現在、5G端末を打ち出すメーカーは少なくないが、価格が4千元(1元は約15.4円)前後とやや高い。5Gの価格はいつになったら気軽に買える価格になるだろうか。沈氏は、「端末価格に影響する主な要因は生産量と規模だ。現在の5G端末のコストは5G処理のベースバンド、無線チップなどの部品の影響を受けるが、将来は技術の急速な成熟と川上から川下に至るメーカーの規模拡大にともない、ほどなく価格は低下するだろう」と予想する。
秦氏も同じように、「現在の5G端末は高級機種に重点をおくが、5Gネットワークの建設が進むつれ、5G端末もより普及する。現在の業界の予測では、20年になると5G端末価格は2千元前後まで下がる」と述べた。
連続待受時間、放熱性能、アンテナ……5G端末の5大技術的挑戦
帯域幅と通信速度の上昇は、5G端末の研究開発の5つの技術的挑戦を突きつけた。
1つ目は、バッテリーの持続時間だ。秦氏は、「5G端末の通信トラフィック量は4G時代の10倍になり、真っ先に直面する挑戦はバッテリーの持続力だ。端末の使用体験を一定のレベルで保証するため、5G端末のバッテリー持続時間は伸びるとは限らない」と説明した。そこで5G端末のバッテリーは4G端末の1500-2000mAhから4000mAh以上に引き上げられる見込みだ。また技術者は一連の新技術を採用して携帯のバッテリー消費を抑えている。
2つ目は、放熱性能だ。秦氏は、「帯域幅と情報処理量の上昇により、5G端末のバッテリー消費量が増加し、これは放熱量も増加することを意味する。そこでエンジニアは薄型液冷循環放熱板技術を使用し、金属製のメタマテリアルのボードに非常に微細なヒートパイプを設置し、特殊な材料を充填する。この材料がCPUの熱を放出する部分と接触すると、CPUの温度が下がる」と説明した。
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