19日、タリム油田から朗報が伝わった。中国石油天然ガス集団有限公司(中国石油)のリスク探査井「輪探1井」がアジア陸上最深井となり、7つの記録を更新するとともに、重大な発見があった。アシッド・フラクチャリングテストによると、原油の1日あたり生産量は133.46立方メートル、天然ガスは4万8700立方メートルにのぼる。これはタリム盆地カンブリア紀岩塩層下超深層探査の重大な進展を意味し、8200メートル以下の地層でも初期油層と優良な帽岩が生まれることが証明された。光明日報が伝えた。
新疆のクチャ市内にある「輪探1井」は、地下8882メートルまで掘削が終わっている、アジアの陸上で最も深い井だ。掘削・探査の目的は、超深層カンブリア紀岩塩層下白雲岩の油ガス含有の性質を調べ、超深層炭酸塩岩という新たな分野の探査を推進することにある。
世界の油ガス探査の実践により、大型油ガス田が主に岩塩層下で育まれることが証明されている。タリム盆地カンブリア紀岩塩層下超深層には大きな探査のポテンシャルが残されているが、その埋蔵深度はいずれも8000メートル以下であるため、探査の難易度が高く技術力が必要だ。
超深層・超高圧・高温などの極限の難題を乗り越えるため、タリム油田は中国石油西部ボーリングなどの機関と協力し、掘削速度の加速、掘削完了後の生産量拡大などの技術研究に共同で取り組んだ。「輪探1井」はアジア陸上最深井、最深油ガス生産井などの7つの記録を更新し、タリム油田超深層掘削・探査技術がすでに、世界のトップ水準に達していることを示している。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年1月21日
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