UVケア・エアコン・西瓜が売上大幅増 夏の消費市場に活力 (2)

人民網日本語版 2021年08月18日14:07

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、消費者は室内の空気がきれいかどうかにより気をつけるようになり、浄化、防塵、高温除菌などの機能を搭載したエアコンがますます消費者に人気となっている。

「食」が経済を賑わす

夏になると、「飲酒」や「焼き肉」が欠かせない。ウルムチ市天山区碱泉三街で焼き肉店を経営する王さんは、「うちの店は一晩で大体100人から200人の客があり、1日の売上げは数千元(1元は約16.9円)に上る」と述べた。

夏は新疆の焼き肉ビジネスの一番の繁忙期だ。レストランから夜店の軽食屋台街まで、毎晩満席になる。王さんは取材に、「うちの店の必勝法は食材の新鮮さと衛生状態の良さを確保すること、食材の基準を厳格にコントロールすること、さらには独自のレシピで焼き肉の味を確保すること。お客様は満足すれば、誰かに話すので、評判は自然に伝わる」と話した。

王さんは焼き肉の味やサービスだけでなく、いろいろなマーケティング戦略で顧客を引きつける。たとえば夏はビールの季節なので、たくさん飲むと割引きになる戦略を打ち出した。ビールの利益率は下がるが、来店者が増えるので、実際には利益が拡大するという。

夏は果物がおいしい季節でもある。物流輸送が急速に発展したおかげで、新疆の果物の輸送がより便利になり、中国各地で売られるようになった。河南省などのバイヤーが新疆の農家を直接訪れて西瓜を買い付けることもあり、新疆産西瓜が北京、上海、広州、深センの一線都市で販売されている。

夏になると誰もが「暑さ」を感じ、「暑さ」を考えるようになり、大勢の人がこぞって「涼を求め」、「日差しを避ける」を話題にする。暑くて熱い夏の消費が市場経済に新たな活力を注入している。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年8月18日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治