暑い夏の日には、エアコンや西瓜などが「必需品」のようになる。日差しがじりじりと照りつけ、どこにも出かけたくなくなる。だが、一部の企業にとって夏は売上げの繁忙期だ。夏用商品の売上高の増加は、夏の市場に新たな活力も与えている。「工人日報」が伝えた。
ここ数年、中国各地で新政策による推進措置が打ち出され、夏経済は量も質も上向きで、今では飲食、旅行、ショッピング、娯楽、レジャーなどを含む多様化した消費市場が形成されている。
UVケア製品がひそかに流行
灼熱の太陽の下で、紫外線をカットするUVクリーム(日焼け止め)が外出時の必需品になった。紫外線の強い西部地域では特に欠かせない。UVスプレーやUVムースといった新タイプの製品が、徐々に夏の消費市場の新たな人気者になっている。
夏の人気UV対策の人気商品として、UVクリームをはじめとするUV対策製品が化粧品市場で成長率の高いジャンルの1つになった。調査会社の天眼査の調査データからわかるのは、中国のUV対策関連の特許はすでに6千件を超え、アウトドアでの活動が増えるのにともなって、UV対策製品の売上げが成長を続けている。
スマート化した製品が人気に
夏は終盤に入ったものの、一部の地域では高い気温が続き、家電売り場も好調な売上げが続いている。
新疆維吾爾(ウイグル)自治区烏魯木斉(ウルムチ)市の蘇寧易購の店員は、「省エネタイプが今後のエアコンの発展トレンド。消費者はエアコンを選ぶ時、頭の中で考えている予算の範囲内でより省エネタイプのエアコンを選ぶことが多い」と説明した。調査データによると、中国のエアコン関連特許20万件近くのうち、省エネとスマートに関連するものが8千件を超える。