中国工程院は3月31日、北京で重要コンサルティングプロジェクトの成果報告書「中国CO2排出量ピークアウト・カーボンニュートラル戦略及びルート」を発表した。同報告書は、「積極的で能動的な行動、社会全体の共同努力により、中国のCO2(二酸化炭素)排出量は2027年頃にピークアウトし、ピーク値を122億トン前後に抑える見込みだ。これを踏まえた上で発展モデルの根本的な転換実現を推進し、2060年前にカーボンニュートラルを実現できる」とした。科技日報が伝えた。
クリーン・低炭素・安全で高効率なエネルギー体制の構築は、CO2排出量ピークアウト・カーボンニュートラルを実現するための鍵と基礎だ。中国工程院の李暁紅院長は、「我々は、非化石エネルギーが占める割合を2035年に32%に、50年に64%にし、60年に80%以上にする。60年にはスマートエネルギーシステム及びエネルギー備蓄システムを全面的に完成させると打ち出した。化石エネルギーと新エネルギーの融合発展の推進を加速し、炭素排出強度の持続的な低下を推進する。国際的な不確実要素及び新型コロナウイルスの影響を考慮し、化石エネルギーを段階的にピークアウトさせる。例えば石炭は25年前後、石油は30年前後、天然ガス35年前後に順次ピークアウトを実現する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年4月1日
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