4月13日午後、アルコール飲料の即時小売業界のトレンドについて話し合うシンポジウムの2023年会合で「即時小売アルコール類白書2023」が発表された。それによると、若い女性で自分を楽しませるものとしてアルコール飲料を即時小売で注文する人がますます増えているという。
同白書によると、アルコールを飲む女性には若い、経済的に独立しているといった特徴がある。年齢は18-30歳が47%を占め、月収は5000-1万2000元(1元は約19.5円)が69%を占める。男性と比較すると、女性はアルコール飲料の「顔面偏差値」により注目している。具体的な注目ワードは「低アルコール」、「フルーツテイスト」、「高い顔面偏差値」、「甘い」、「低カロリー」、「ほろよい」などだ。対面購入ルート、ECプラットフォーム、即時小売プラットフォームのいずれも、大部分の女性消費者は22-30歳の年齢に集中している。
洋酒の女性消費者を引き付ける力が増大しつつあり、26-35歳の女性消費者では洋酒を飲む人が72%に達した。洋酒に求められるランキング上位4つは、「好きな味(40%)」、「リラックス(38%)」、「雰囲気を盛り上げ人間関係を円滑にすること(38%)」、「ストレス・悩みの解消(35%)」となっている。
また現代の若者は仕事でアルコールを飲む機会が減り、自分の存在を顕示するために飲むわけではなく、あくまで興味本位やムード作りでアルコールを飲む。若い消費者の44%がアルコールの「味・口当たりを重視する」とし、36%が「雰囲気を重視する」とし、35%が「心のリラックスを重視する」としている。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年4月17日