中国映画市場は2020年までにハリウッドを抜く 英国予想
中国の経済発展に伴い、中国映画市場は近年目覚しい成長を遂げている、英国のブリティッシュ・スカイ・ブロードキャスティング(略称BスカイB) のウェブサイトが16日に報道したところによると、すでに世界第2位の映画市場をもつ中国だが、2020年までに中国映画市場はハリウッドを抜いて世界最大規模となると予測した。「環球網」が伝えた。
報道では、「中国はすでに世界最大と自称している映画村―横店を擁している。ここは20年前、一つの平凡な村に過ぎなかったが、今やユニバーサルやパラマウントを合わせても足りないぐらいの規模にまで成長している」と中国の映画村について説明し、「中国の映画村巡りをすると、ここでは作れないものは何もないことに気付かされる」とする記者のコメントを紹介。その上で、「ある監督が横店の話題に触れた際、ハリウッドを含む世界的水準にはまだ開きがあるが、今は日増しに良くなっている」として、2020年までに中国映画市場がハリウッドを抜いて世界最大になると予測している。
また、報道では中国の映画製作者が語った「自分の作品を世界に伝えたい」という言葉が引用されている。この有名な映画製作者は「中国のテレビ・映画を世界に広めたい。『ダウントン・アビー 〜貴族とメイドと相続人〜』といった英国ドラマや数多くの米国ドラマが中国の多くの観衆を引き付けているのと同様に、中国が国内で製作したドラマや映画が海外市場に進出することを希望している」と語っている。(編MZ)
「人民網日本語版」2013年2月20日