真珠湾攻撃の絵入り日本官製はがき 中国の収集家が所蔵
「この絵入り官製はがきには1941年の日本の真珠湾攻撃の絵が印刷されている。非常に歴史的価値があるものだ」。こう語るのは10歳の時から郵便切手を集めている切手収集愛好家の任さん(73)。任さんが所蔵するこの第2次世界大戦時の官製はがきが日本で発行されてからすでに70年がたつ。「西安晩報」が伝えた。
任さんは14日、この絵入り官製はがきを記者に見せながら、「1941年12月7日、日本はハワイのパールハーバーを奇襲攻撃した。これは日本で1943年12月8日に発行されたもので、大変な収集価値がある」と話した。
この絵はがきの表面には日本がパールハーバーを爆撃している絵が印刷されている。絵の上部には、空を飛行する無数の戦闘機、下部には爆撃を受け破壊されるパールハーバーの状況が描かれている。絵はがきの裏面には、「通信省発行」、「内閣印刷局製造」という文字が印刷されており、未使用のままだ。
「この絵はがきは2009年の洛陽国際郵便展覧会で購入したもの。絵はがきには第2次世界大戦中に日本が米国を奇襲攻撃をした戦闘状況が描かれ、非常に歴史的価値がある」と任さん。「歴史は変えられない。米国も日本の侵略戦争の被害者だ。米国人は歴史を忘れないで、中日間の釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題に対し、客観的で公正な態度を取ってほしい」と主張した。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年5月16日