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日中友好7団体、新旧駐中国大使歓送迎会を開催

丹羽宇一郎前中国大使(左)と木寺昌人新中国大使

 日中友好団体「日中協会」など7団体が主催する「新旧駐中国大使歓送迎会」が20日午後、都内で行われた。帰任した丹羽宇一郎前駐中国大使と、25日に赴任する木寺昌人新中国大使が出席した。「人民網」が伝えた。

 丹羽氏は謝辞の中で、「日中両国が和すれば共に利益があり、闘えば共に傷を負う」という周恩来総理の言葉を堅く信じてきたと話し、赴任する木寺中国大使には「これ以上(日中関係が)悪くなることはないから、良いときに出かける。これ以上悪くしてはいけないし、そういうこともないと確信している」と述べ、エールを送った。

 丹羽氏は中国との35年にわたる交流を振り返り、「日中友好の将来を全く疑っていない」とし、「良好な日中関係は両国の発展に利益をもたらす。日中友好は唯一の道だ。この道の幅が広いときもあれば狭いときもあるが、歩いて行かなければならない。この道を実現させ、両国の青少年交流を深めると同時に、各分野・レベルでの交流を深めていくべき」と述べた。

 この40年間、両国の貿易額が10億米ドルから3400億米ドルに、人的交流が1万人から約500万人に増加したことにも触れ、「この40年間、両国の先人たちが大変な苦労を払って初めて、今のような密接な経済・人的交流が成し得た。誰であろうとこの現状を壊すことを許してはいけない。皆が先人の教えを銘記し、日中友好の道を継続する努力を行うことを希望している」と語った。

 一方、木寺氏は「今後中国に赴任してまず着手しなければいけないのは日中間の友好関係の回復だ」と強調。「日中両国には長い交流の歴史があり、引っ越しのできない隣人で、長期的な友好関係を結んでいく必要がある。今後、中国の駐日本大使の程永華氏と共に両国関係の改善に向け努力していく。日中両国の友好は両国の利益と合致し、両国の戦略的互恵関係を深めることは、世界・地域の平和と安定にもプラスとなる。世界第二と第三経済大国の密接な経済協力は世界経済の安定にも有益だ」と語り、「今晩は日中友好関係者の温かい言葉からたくさん力をもらった。気を引き締めて北京に向かいたい」と締めくくった。

 旧大使のあいさつの前に、日中協会会長の野田毅氏が主催者側を代表し、「日中関係が冷え込む中、民間団体は大きな役割を果たし、民で官を促していくべきだ。今年は日中国交正常化40周年。私は日中の一世代上の政治家による両国国交正常化のための努力を肝に銘じ、日中関係の改善を促すことに努める」と謝辞を述べた。

 同会には、日中友好7団体の幹部や東京の中日友好関係者ら計約600人のほか、程永華・中国駐日大使、玄葉光一郎外務大臣、高村正彦自民副総裁なども参加した。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2012年12月21日


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