○日本代表監督:「中国戦には思い切って全力で臨む」
中国との決勝戦について、日本の石川佳純キャプテンは、「中国と決勝で対戦することが自分の目標だった。今、その夢が実現することになり、とても喜んでいる。本当は、決勝に進めるとは思っていなかった。日本は長い間決勝進出を果たせなかった。中国と女王の座を争うことになって、嬉しくてたまらない。私たちにも勝つチャンスはあると信じて決戦に臨みたい。今回は福原愛選手が怪我のため出場できなかったが、私にとってはラッキーなことでもあった」と話した。試合前、石川選手は福原選手とショートメッセージでやり取りし、福原選手は石川選手を激励したという。
1983年、今回の世界卓球の会場となっている代々木体育館で、日本女子代表は中国と決勝戦で対決したが、女王となることはかなわなかった。その31年後、再び決勝戦に駒を進めたことについて、若い日本代表メンバーは嬉しさを隠せない。日本女子が最近世界卓球を制したのは1971年のことだった。村上恭和監督は、「中国を相手に、チャンスがあるかどうかにかかわらず、とにかく全力を尽くす」とコメントしている。