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長春の路線バスで「中国児童銀行」紙幣10数枚を発見

 2014年05月04日16:32
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路線バスで発見されたニセ札。

 皆さんは中国児童銀行を知っているだろうか。ここ半月ほどの間に長春の路線バス156番の運転手、叢さんはニセ1元札をよく受け取っている。紙幣上に書かれた発行銀行は「中国児童銀行」で、叢さんは頭を悩ませている。新文化報が伝えた。

 ▼ニセ紙幣は「中国児童銀行」発行

 「外形は1元紙幣そっくりだが、発行銀行が『中国児童銀行』で、乗客が投入した時には全く気づくことができない。実に模倣レベルが高い…」。叢さんは156番の運転手・オーナーで、すでに10枚以上のニセ札を受け取っている。これらの1元札は本物の1元紙幣と大きさもデザインもほぼ同じで、ぱっと見ただけでは本物に見えるが、紙幣上にはミッキーマウスなどが描かれている。

 長春の路線バスの関係者によると、それぞれのバスでニセ札や破損した紙幣が発見されており、しかもニセ札の種類は様々だ。

 複数のバスの関係者によると、これらニセ札のうち最も一般的なのはゲームのカードで、ほとんど全てのバスで発見されている。また記念貨幣や香港、韓国、日本などのコインも含まれている。

 関係者によると、長春のワンマンバスは現在数千路線以上あり、大まかな統計によると、長春の路線バスで発見されるニセ札や破損した紙幣の額は毎年100万元以上に達するという。

 「問題の1元札」使用を効果的に防止するため、一部路線ではバスに判別機を設置し、ゲーム用紙幣や破損した紙幣などを識別して「吐き出す」ようにしている。同機のニセ札識別率は99%以上に達するという。(編集YH)

 「人民網日本語版」2014年5月4日

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