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中国海洋発展報告「海洋権益闘争が困難さを増す」 (2)

 ■深海の「囲い込み」競争が激化

 報告によると、海洋新興産業は過去10年間の海洋経済で成長速度の最も速い産業で、年平均成長率は28%を超える。2012年に中国の海洋総生産額は5兆87億元に達し、7.9%の成長を示した。海洋総生産額が国内総生産(GDP)に占める割合は9.6%に達した。現在までに沿海部11省・市・区が独自の海洋発展計画を持っている。

 今後5年間は中国の海洋経済の発展にとって鍵を握る、重要な戦略的チャンス期となる。2020年までに海洋総生産額がGDPに占める割合は12%を超え、2030年には15%を超えることが期待される。海洋ハイテク産業基地と科学技術海洋振興基地が海洋経済発展の重要なモデルとなる。

 中国の海洋調査と資源調査は深度と幅を拡大している。深海は極めて重要な領域であり、深海技術の発展に力を入れなければならない。現在、海底熱水鉱床とコバルト・リッチ・クラストを中心とする「海の囲い込み」競争が激しさを増している。

 中国大洋協会は太平洋と南西インド洋の公海の海底でそれぞれ7万5000平方キロメートルの多金属団塊探査契約区と1万平方キロメートルの海底熱水鉱床探査契約区を獲得した。このほか、中国は海洋微生物菌株リソースプールや初の深海堆積物ゲノムライブラリーを構築した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年5月9日

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