現在、西側先進国経済のトラブルの影響で、アジア経済の発展も少なからぬ試練に直面している。アジアの一部の国は経済成長が減速し、発展方式を外需依存から内需拡大へと転換しつつあり、経済構造の転換が避けられない試練となっている。だが長期的に見ると、40億余りの人口を擁するアジアは十分な労働力を持ち、後発組としての強みが明らかであり、発展の潜在力はまだまだ解き放たれていない。
方向と道筋さえ正しければ、アジアの将来は必ず明るいものとなる。平和でこそ、発展し続けることができる。協力してこそ、ウィンウィンの未来がある。アジアを利益共同体、運命共同体、責任共同体とし、協力して共に歩むことで力強い勢いを維持し、中国の知恵を域内各国と共有する必要がある。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年4月25日