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オバマ米大統領のアジア歴訪 もめ事ではなく、ウィンウィンが必要

 2014年04月24日14:47
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4月22日、黒海海域に入るべくトルコ・イスタンブールのボスポラス海峡を航行する米海軍フリゲート艦「テイラー」。

 米国のオバマ大統領が23~29日の日程で、日本、韓国、マレーシア、フィリピンを訪問する。オバマ大統領のアジア歴訪の目的は何か?同盟国をなだめるためか、それとも存在感を強めるためか?当然、突き詰めると全ては「利益」と切り離せない。人民日報海外版が伝えた。

■遅れても来ないよりまし

 「アジア太平洋リバランス」はオバマ大統領の戦略の重点だ。だが一連の出来事によって、米国の同盟国は米国の戦略転換に様々な疑念を抱き、動揺し始めた。

 昨年秋、オバマ大統領は米政府機関の一部閉鎖のために、予定していたアジア訪問を取り消した。当時多くの西側メディアは、米国の欠席が中国を舞台の中央に押し上げたと報じた。地域における米国の影響力はすでに下降したと嘆くメディアすらあった。

 最近ウクライナで発生した一連の出来事によって、アジア太平洋地域における米国の同盟国はなおさらに気が気でなくなった。米国が欧州問題にかかりきりになるのを感じ、自らへの支えが弱まることを懸念したのだ。

 オバマ大統領によるこの時期のアジア4カ国歴訪の目的の1つが、「仲間たち」を安心させることであるのは明らかだ。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、オバマ大統領は今回の訪問で、かねてよりの約束を強調するほか、同盟国である日本、フィリピンとの軍事協力を加速する。

 オバマ大統領は今回「仲間たち」の間で「とりなし役」を演じることも欠かせないかも知れない。歴史や領土の問題のために、アジアにおける米国の重要な同盟国である日本と韓国は現在友好とはとても言えないし、安倍首相と閣僚による春季例大祭期間の靖国神社への参拝や供物奉納は間違いなく火に油を注いだ。

■存在=黙認ではない

 オバマ大統領は到着を前に日本にプレゼントを贈った。読売新聞の書面インタビューで、釣魚島(日本名・尖閣諸島)は日本の施政下にあり、米日安保条約が適用されると指摘したのだ。この件について、米大統領による明確な姿勢表明は初めてだった。オバマ大統領は、安倍政権の集団的自衛権行使容認への支持も表明した。オバマ大統領の発言によって、日本の一貫した期待は満足のいく回答を得た。だが、もしこれを米国による黙認を意味すると考える人がいるのなら、それは考えすぎかもしれない。

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