温家宝総理がラオス首相と会談
温家宝総理は5日、ラオスのトンシン首相とビエンチャンで会談した。
温総理は「中国とラオスの友情と相互信頼は厚い土台を備え、試練に耐えてきた。現在両国は包括的・戦略的協力パートナーシップを推進し、各分野の交流・協力に新たな巨大な活力を与えるべく尽力している」と述べた。
また▽両国間の各共通認識を全面的に実行に移し、包括的・戦略的協力パートナーシップ行動計画を速やかに策定▽農業、インフラ建設、衛星放送・通信分野の協力を強化▽メコン川流域の取締り・安全協力制度での調整・連携を緊密化▽人的・文化交流を強化し、両国人民の友好的往来を強化--の必要性を指摘した。
トンシン首相は「温総理が中国共産党の第18回党大会の招集を前にラオスを訪問し、第9回ジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席したことは、中国側が両国関係を強く重視し、ラオスを力強く支持していることを十分に示すものだ。中国との友好関係の踏み込んだ発展に喜んでいる。中国側と共に努力して、一段とハイレベル交流や各レベルの友好的往来を緊密化し、国家統治・政治面のノウハウの交流を強化し、世界や地域の問題で緊密な調整・連携を維持し、経済・貿易・文化分野の協力を拡大し、国際犯罪を共に取り締り、両国の包括的・戦略的協力パートナーシップのたゆまぬ、前向きな発展を促したい」と表明した。
両首相はラオス国際会議センターのオープン式典に出席したほか、二国間協力文書の調印に立ち会った。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月6日