第18回党大会における胡錦濤総書記の報告(抜粋) (3)
民生改善と管理革新の中で社会建設を強化する。社会建設の強化においては、民生の保障と改善を重点に、社会体制改革を加速する。この方面での重要な任務には、人民の満足する教育の運営、より質の高い雇用の促進、あらゆる手を尽くして住民収入を増加、都市部と農村部の社会保障システム建設の統合的な計画・推進、人民の健康水準の向上、社会管理の強化・革新などがある。
エコ文明建設を際立った地位に据える。現在と今後一定期間の重点的取り組みは以下の4つ。(1)国土開発構造の最適化(2)資源節約の全面的促進(3)自然生態システムと環境保護の取り組みの強化(4)エコ文明制度建設の強化。
軍の革命化、現代化、正規化を全面的に強化する。国防と軍の改革を積極的かつ堅実に行い、中国の特色ある軍事変革の踏み込んだ発展を促す。中国は防御的な国防政策を遂行しており、国防建設の強化は国家の主権、安全、領土の完全性を守り、国家の平和的発展を保障することが目的だ。
「一国二制度」の実践を拡充し、祖国統一を推進する。中央政府は基本法に厳格に照らして事を処理し、特別行政区の行政長官と政府による法にのっとった施政を断固支持する。「平和的統一、一国二制度」の方針を堅持し、平和的統一により十分な条件を創らなければならない。われわれは常に「1つの中国」の原則を堅持し、「台湾独立」の分裂画策に断固反対する。
人類の平和と発展という崇高な事業を引き続き促進する。国際関係において平等と相互信頼、包容と相互参考、協力とウィンウィンの精神を発揚し、国際公平・正義を共同で守る。
党建設の科学化水準を全面的に高める。全党は党の執政能力の建設、先進性と純正さの建設という主軸をしっかりと押さえ、強化し、思想開放と改革革新、党の管理と厳格なガバナンスを堅持し、党の思想建設、組織建設、作風建設、腐敗との闘いと清廉な政治の推進、制度建設を全面的に強化し、自己浄化、自己整備、自己革新、自己向上能力を強化する。学習型、サービス型、革新型のマルクス主義政権党を建設し、党が常に中国の特色ある社会主義事業の揺るぎない指導の核心であるようにしなければならない。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月9日