自民党の安倍総裁は止瀉薬「アサコール」を活用できるか? (4)
「週刊!深読み『ニッポン』」第38回 ■アサコールの副作用
憲法改正、軍隊創設、釣魚島への人員常駐、紙幣増刷といった安倍氏のやり方は、現在服用中の止瀉薬「アサコール」同様、服用後直ちに効果を示して民主党との大きな違いを明らかにする、と少なからぬ日本の友人は言う。だがアサコールには副作用が特に大きいという特徴があり、頭のふらつき、吐き気、聴覚障害などは非常に深刻だ。平和の道を歩んだ日本は、戦後60年余りの間、飛躍的な経済発展を遂げた。安倍氏は日本の平和思想を強調して世界に平和の理念を広めるのではなく、平和思想を自ら放棄しようとしているようだ。経済政策では、経済界との対話を通じて新戦略を策定するのではなく、自らの考えを当然のように打ち出そうとしている。国の政策レベルで安倍氏の示す処方箋も同様に、相当大きな副作用をともなう可能性がある。(文:陳言・日本問題専門家、日本産網站CEO)(編集NA)
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「人民網日本語版」2012年11月30日