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指導者が率先して、中国新政の目玉を際立たせる (2)

 中国は手の施しようがないほど多くの問題を抱えるが、第18回党大会後の状況は、作風から着手すれば、突破口を開けるのみならず、問題解決の道筋もつけられることを示している。つまるところ、作風転換は精神の刷新であり、問題解決の決意とエネルギーの再結集であり、これらがあれば、道はなくとも出口を探ることができるからだ。

 今回の作風転換は世論の強い監督の下で行われているものだ。理論上、後戻りはあり得ない。そして作風転換がひとたび党全体の意志になれば、その最終的な歴史的意義はわれわれが今日その字面から受ける理解を遥かに超えるものになる可能性が高い。作風転換はわれわれが通常「政治体制」に属すと考えるいくつかの弊害を取り除き、中国政治・社会の各方面における新たな運用規則を導くことができるかも知れない。

 中国政治の開放は一歩一歩進んでおり、その形式を含み、その内容にも関わっている。実はこれはリスクを抱える過程だが、停止すればリスクがさらに高まるだけだ。改革開放と同時に穏健を保持する。これは中国社会全体の共通の願いだ。だがある日制御不能な事態が生じる懸念は社会各層に存在する。中国に「政治の保険」があればと人々は望んでいる。

 このような「政治の保険」は存在するとも言えるし、存在しないとも言える。存在すると言うなら、その核心は社会全体の自信という目に見えないものだ。中国は内に問題、外に強い圧力を抱える。だが中国は強大な力を持つ社会だ。中国の発展と問題解決の能力は、ともに現代世界で最も際立っている。中国社会が自信を持って、われわれを今日に連れてきた道に沿って引き続き前進し、話術に騙されず、虚を戒め実務的に、障害を除いて道を通じさせさえすれば、われわれはいかなる力によっても倒されぬ「保険」を事実上手に入れるのだ。

 社会の自信はその成果と試練に対する認識と捉え方次第だ。社会がすでに多元化した時代にあって、中国社会全体の自信の最大の源は中央の自信だ。その中には問題に対する実事求是および率直さと誠実さもあれば、敢えて難題に臨み大事を軽々とこなす気迫もある。問題を包み隠さず明らかにすればするほど、社会は「全てをできる限り掌握している」との落ち着きを得る。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年12月26日

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