朝鮮が核先制攻撃の権利行使を宣言
朝鮮中央通信の7日の報道によると、朝鮮外務省報道官は同日、現在軍事演習を行い、国連安保理で対朝制裁決議を操っている米国を強く非難するとともに、「侵略者の本土に対して核先制攻撃の権利を行使する」とする声明を発表した。
声明は「米国は朝鮮の善意と自制に対して大規模な核戦争演習で応じた。軍事演習は実戦へと変わる状態にあり、すでに朝鮮には外交ルートを通じて問題を解決するすべはない。また、米国が国連安保理での対朝制裁論議を主導していることを受け、朝鮮はすでに宣言したより強力な第2、第3の対応措置を早めに講じることになる」と指摘。
「国連安保理は国際平和と安全を脅かす米国の核戦争演習を十分に重視し、国連軍司令部を直ちに解散し、朝鮮の戦争状態を終結させる措置をできる限り講じるべきだ。」と警告している。
朝鮮人民軍最高司令部報道官は5日、「朝鮮はすでにより強力な第2、第3の対応措置の準備を整えた」「今月11日より朝鮮戦争の休戦協定を白紙化する」とする声明を発表した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月8日