国際社会の見る三中全会 中国の発展の将来性を確信
中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)は12日、成功裏に閉幕した。国際社会は今回の会議に強く注目し、積極的に評価。外国の学者や高官は「改革開放は中国の成功の切り札だ。中国の様々な改革措置は世界の人々が称賛する成果を上げた。第18期三中全会は改革の全面的深化について系統立てて方針を打ち出した」との認識を次々に示し、中国の将来への確信を表明した。
■改革開放は中国の成功の切り札
ザンビア投資信託銀行幹部は「35年前、中国は改革開放という重大な政策を決定し、国の姿を完全に変えた。改革開放は中国の成功の切り札だ。中共の第18期三中全会は改革の全面的深化について系統立てて方針を打ち出し、改革開放の新たな進軍ラッパを吹き鳴らした」と述べた。
南アフリカ国際関係研究所の研究員は「変化し続ける国内外の情勢を前に、中国の各種改革措置は革新と実情に即した方法によって、世界の人々が称賛する成果を上げた」と指摘した。
チェコのクラウス前大統領は「チェコの首相と大統領を務めた過去20年間に、私は3回訪中し、中国の友人と交流し、改革開放政策が中国にもたらした多大な変化をこの目で目撃した。経済の急速な発展によって、数億人の生活水準が著しく向上した。改革開放の一層の深化がチェコ・中国関係の発展に新たなチャンスをもたらすことを期待している」と述べた。
タイで発行されている中国語紙「亜洲日報」の銭豊副社長は「中国はすでに世界第2の経済大国となり、国際的影響力を高め続けている。中国の改革開放は全世界に発展のチャンスをもたらした。中国の夢の実現は世界経済の発展にさらにつながる。改革が深く困難な領域に入るにあたり、第18期三中全会は中国の今後の発展の方向性を指し示した。全方位的な改革は経済発展の障害を一掃する。改革開放の経験は、中国の道は歩むほどに広がり、今後の改革はさらに大きな成果を上げることを示している」と表明した。
【特集】中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議