李克強総理は25日に国務院常務会議を招集し、マレーシア航空機消息不明事件の新たな状況を受けて対応方針をまとめた。
会議はマレーシア側の最新情報発表後の状況に関して報告を受けたうえで「われわれは中国人乗客の親族の置かれた苦しい状況と悲痛な思いをわがことのように感じている。現在も最大の任務は捜索救助活動だ。関係機関はマレーシア側に対して、より詳細で正確な情報を提供し、国際条約を厳格に遵守し、引き続き国際社会の力を調整して捜索救助活動に全力を挙げ、事故調査活動への中国側専門家チームの深い参加を受け入れるよう促す必要がある。最前線で活動する中国側の前捜索救助部隊は引き続き捜索救助活動に全力を挙げる必要があり、決して努力を止めてはならない。国務院弁公庁は関係機関と地方政府による活動の全体的調整、指導を強化する必要がある。乗客の親族のために引き続き心を尽くし、行き届いた医療、心理、法律支援を行う必要がある。特に健康を崩した親族への治療と看護を手厚く行い、その心身の健康を確保する必要がある。政府は中国国民の合法的権益をしっかりと守る」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月26日