習近平国家主席は23日、オランダで潘基文(パン・ギムン)国連事務総長と会談した。
習主席は、「ウクライナ危機の影響が拡大し、各国の利益と関心事に及んでいるため、解決にあたってはバランスを考える必要がある。中国が打ち出した3つの提案は、各国が最大公約数を求め、極端な事態の再発を避けることを目指すものだ。現在差し迫っているのは、解決に向けた方針と案を見つけることだ」と述べたほか、危機調停に向け、潘事務総長が果たした努力を称賛し、ウクライナ危機の政治的解決を推進する上で、国連が果たす重要な役割を支持する姿勢を表した。
潘事務総長は、ウクライナ危機調停に向けた国連の最新情報と見方などを述べたほか、「ウクライナ問題の対話による平和的解決を望んでいる。国連常任理事国である中国は、ウクライナ問題の政治的解決を推進する上で重要な役割を果たしている。中国側と常に意思疎通を保っていきたい」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年3月24日