江蘇省の南京江寧経済開発区における自動車産業の筆頭企業・長安馬自達汽車公司(長安汽車と日本のマツダの合弁企業)の研究開発センター第一期プロジェクトが、このほど工事を完了した。これはマツダにとって中国で唯一の研究開発機関であり、本社と同歩調で技術交流を進めることができるという。人民網が伝えた。
同センターは今後、製品構造の最適化、製品供給チェーンの開拓、技術のバージョンアップ加速に向けてエネルギーを提供するようになり、近く研究開発人員300-400人が入所して業務に当たる予定だ。同センターのプロジェクト総投資額は5億3300万元(約87億7819万円)。建設は二期に分けて行われ、第一期プロジェクトは投資額2億1千万元(約34億5857万円)、建築面積は2万2千平方メートルで、サンプル車のテスト製造場や総合ステーションなどのインフラ設備が含まれるほか、完成車の排気テスト室、電気系統テスト室、車体部品強度テスト室、造形室などのテスト設備も備え、完成車の性能テスト、エンジンの基準合致テストなどの研究開発を進めることが可能になった。同公司の近い将来の目標は、完成車の製造・販売台数を2015年に20万台に、17年に30万台に引き上げることだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年3月25日