中国中央テレビ(CCTV)が暴露した、ニコンD600の品質・サービス問題について、中国消費者協会はこのほどニコン(中国)と協議の場を設け、三つの要求を出した。京華時報が伝えた。
CCTVが3月15日に放送した、消費者権益保護に関する特別番組は、D600の品質・サービス問題を暴露した。中国消費者協会は真っ先にニコン(中国)と協議の場を設け、三つの要求を出した。(1)ニコンは迅速に消費者のクレームを受理し、消費者紛争を適切に処理すること。(2)製品・サービスの関連する問題を全面的に解決し、製品の設計および製造ロットの品質を客観的・科学的に検査すること。すでに発生した、もしくは潜在的な品質問題について、「消費者権益保護法」、「製品品質法」、「契約法」などの関連法規に基づき、着実に解決すること。(3)中国人消費者を公平に扱い、ダブルスタンダードを設けないこと。
中国消費者協会は、本件の進展に注目を続け、消費者の権益を法に基づき守っていくと表明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月24日