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カナダ紙:「米中映画の境界線、次第に曖昧に」 (2)

 2011年、中国は初めて、日本を追い抜き、ハリウッド映画の最大の海外市場となった。最新の調査研究によると、中国での興行収入は、2020年までに米国を上回る見通しという。ランディクリス氏は、「日々拡大している中国中産階級の消費を、中国政府がさらに奨励する方針であることが、大きな原因のひとつだ」との見方を示した。

 米中両国が映画合同制作をスタートさせたことで、両国のカルチャーギャップ、審査制度、保護主義による障壁などの問題がますます顕著化した。専門家は、「映画の合同制作に対する米国人の意欲は極めて旺盛だが、この動きは、ゴールドラッシュの再来のようなものだ。ただ、過去のゴールドラッシュの多くが失敗に終わったという事実を知る人はあまりいない」と指摘した。

 中国市場での海外企業の成功を邪魔する要因として、中国人が映画館に足を運ぶ頻度が年にわずか0.3回、入場料が大変高い、海賊版が氾濫している、などが挙げられる。しかし、アメリカ映画協会(AFI)アジア・太平洋地域のマック・エリス代表は、「中産階級の急成長により、人々の意識やライフスタイルも急激に変わり、映画を頻繁に観たいと思うようになった。中国の映画館建設は、他の多くの国々よりずっと盛んに進められている」と語った。

 ロサンゼルスと中国を頻繁に行き来する映画プロデューサーのジャネット・ヤン氏は、「米国人が映画の仕事で中国までやって来るなんて、かつて誰が予想しただろう。これは、過去に類を見ないことだ。ハリウッド映画界が、中国のような遠方の市場にまで食指を伸ばした例は、これまでに一度もなかった」とコメントした。(編集KM)

 「人民網日本語版」2012年12月4日

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