米がタイタニックを再現したホテル建設へ 中国人客に照準 (2)
マリアナ諸島は中国から最も近い米国領土で、飛行機で約4時間の距離とあり、毎年同地を訪れる40万以上の観光客のうち、約50%が中国人観光客だ。また、テニアン島は米国領土であるものの、中国人はパスポートを所持していればビザなしでも自由に往来ができる。
あの威風堂々とした大きさや木造のダンスホール、色彩豊かな天井など贅を尽くした内装のタイタニックを完全に再現する計画のタイタニックホテルはテニアン島埠頭の中でも、最高の立地条件の場所に建設され、客室約300室を備える超豪華ホテルになる予定だ。またホテル内には、世界各地の一流の衣服や食べ物などを集めた豪華ショッピングセンターやリラックスエリア、娯楽施設、スポーツ施設、レストラン街なども完備される計画で、豪華娯楽センターが誕生することになる。
関係者の話では、タイタニックホテルは2015年初めに完成し、試営業に入る予定。また中国大陸部とテニアン島を結ぶ直行便も開通する予定で、テニアン島からサイパンまでは船で50分で行けるため、中国人観光客はサイパンとテニアン島をセットにした観光プランも楽しむことができるようになる。投資家らは、同ホテル完成後、中国人観光客10万人以上を集客できると見込んでいる。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年12月4日