「中国で外国人は裕福な存在ではなくなった」国際英字紙 (2)
楊さんに「中国で誰が一番お金持ちか知っているか」と尋ねた。私が「外国人は中間層に過ぎず、本当の富裕層は皆、中国人だ」と話すと、楊さんもある程度賛同を示した。
駆け引きは続き、「今朝、中国人の男性が1万1500元(約13万8千円)で1匹買っていった。これが最低価格」という楊さんに、私は、「私はお金持ちじゃないって、知ってるでしょ」と返答。「子供を1人養わなければならないんだから」。「私もだ。私は子供が2人いる」と応酬が続いた。
最終的に、取引が成立しないよりはいいと思ったのか、楊さんは子犬を私に渡してくれた。金額も元値を大きく下回る価格で譲ってくれた。ただ、私の希望価格は上回っていた。今回の一件は、外国人は中国人より裕福という認識や「中国=安い」という発想は既に過去のものであることを示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年12月14日