黄色信号を発明したのは中国人 エジソンに学ぶ (2)
胡汝鼎は米国の交差点で、信号が赤から緑に変わり道を渡ろうとした時、1台の車がすぐ傍をかすめ冷や汗をかいた。帰宅した胡汝鼎は思案の結果、赤と緑に黄色を加え、人々に注意を促すことを思いついた。
胡汝鼎のアイデアはすぐに採用され、緑、黄、赤の3色からなる信号機が世界に誕生した。
■国連、信号の意味を定義
信号の意味については、国連が「道路標識および信号に関する議定書」(1949年作成)で次のように定義している。(1)対面する信号機の緑は「進んでもよい」(通行許可)。ほかの標識で進行が禁止されている場合を除き、車両は直進・左折・右折することができる。右左折する車両は道路内を合法的に通行する車両、横断歩道を通行する歩行者の進行を妨げてはいけない(2)赤は「進んではいけない」(通行不可)。交差点の停止線の前に車を停止させなければならない(3)黄色は「警告」。停止線を越えてはならないが、車両が停止線に近づき安全に止まれない場合はそのまま進むことができる-----。以降、この規定が国際的な取り決めとして世界に広まった。
中国で初めて信号機が登場したのは上海の英国租界。資料によると、1923年、上海の共同租界で、一部の交差点に機械装置で車両の停止・進行を指示する仕組みが導入され、同年4月13日、上海の南京路の重要な2交差点に、緑と赤の信号機が初めて設置された。(編集YT)
「人民網日本語版」2013年1月8日