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中国国内で販売されている「中華」 |
禁煙は「持久戦」だ。特に中国では、その傾向が強い。北京健康城市(都市)建設促進会がこのほど発表した「2012年北京健康都市建設研究報告」の統計データによると、1年間に及ぶ「たばこによる危害・ビジュアル図解表示」教育を通じ、喫煙による危害に対する中国人の認識度は、かなり高まった。「肺が黒くなり、歯がボロボロになる」など、喫煙によってもたらされる危害を示す図が、たばこのパッケージに直接印刷されることについて、85%の人が「支持する」と答えた。生命時報が伝えた。
「たばこ規制枠組条約(FCTC)」によると、たばこ製品の包装およびラベル上に、人目を引くよう大きく明確に、たばこの使用が人体の健康に及ぼす有害な影響を記述する警告・マークを印刷することが、締約国に対して求められている。しかし、中国では、たばこの危険性を警告するマークの表示は、2013-2015年国家たばこ規制計画に組み入れられていない。
たばこのパッケージに警告表示が入っていない中国と比べ、英国での対策はかなり進んでいる。英メディアの昨年12月30日の報道によると、英国安全衛生庁(HSE)はテレビ、広告看板、インターネットなど各種メディアを通じ、全く新しい禁煙に関する広告放送をスタートさせたという。この広告では、喫煙者の口元のたばこが、くゆらせている間にだんだんとグロテスクな腫瘍になるというもので、一度目にすると忘れられないほど気持ちが悪い。この広告を見た人から「これまでに観た中で最も吐き気を催す禁煙広告だ」という声が続々と寄せられた。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年1月8日
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