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駐韓中国大使館、11年ぶりに古巣の明洞へ

 ここ数日、韓国のメディアはこぞって、近く落成予定の駐韓国中国大使館をめぐり熱心に報道している。韓国「朝鮮日報」「週刊朝鮮」などによると、11年前にソウルの中心地・明洞から移転した中国大使館が、再び古巣に戻って来る。新しい大使館は、明洞のランドマークとなるだけではなく、駐韓外国大使館の中でも面積が最大の建築物となる。環球時報が伝えた。

 4日付「朝鮮日報」によると、明洞エリアに新しく建設された24階建てと10階建てのビル2棟の屋上には、瓦屋根が施されている。明洞エリアに入った途端、パッと人目を引く外観で、周辺に低層・中層のビジネスビルが立ち並ぶ中、非常に目立つ存在という。このビルは、近くオープンする新しい駐韓中国大使館で、建築工事はすでに仕上げの段階に入っている。

 新しい中国大使館は、面積が1万7199万平方メートルと、駐韓外国大使館の中で現在面積が最も大きいロシア大使館より5千平方メートルも広く、米国大使館(9871平方メートル)の約2倍の広さを誇る。関係者によると、中国大使館は年内に引っ越す予定だが、具体的な移転日はまだ決まっていないという。

 「週刊朝鮮」は、「ソウル市政府と中区政府によると、新しい中国大使館には、最新設備が備えられる。高層ビルは大使館員の宿舎、低層ビルは事務棟となる。また、大使館周辺には、中国の伝統美溢れる庭園、噴水池、広場、遊歩道などが建設される計画だ」と報じた。大使館の建設に用いられた鉄筋やセメントは、中国から持ち込まれ、建設作業員も中国人に限られた。これは、安全問題などを考慮し、国際慣習に倣った上での措置という。

 環球時報記者によると、2002年5月、中国大使館は明洞地区から別の場所に移転すると同時に、旧地での再建計画がスタートしたという。新しい大使館の再建計画は決して順調には進まなかった。まず、資金問題でしばらくの間行き詰まった後、ノ・ムヒョン(盧武鉉)政権時代に世宗(セジョン)市への遷都構想が進められたことから、中国大使館の再建計画は再び延期となった。2008年3月、ソウル市はようやく中国大使館の開発計画を正式に認可した。2010年9月、新しい中国大使館の着工式が開催され、2011年11月にメインビルティングの上棟式が行われた。

 「週刊朝鮮」など現地メディアによると、明洞の中国大使館の歴史は、清朝期まで遡るという。その後、台湾の“外事”部門がずっと使用していた。1992年の中韓国交樹立後、韓国はこの土地と建物を中国大陸部に引き渡した。台湾の“外事”部門は国交樹立前、明洞のこの土地を守るために大変な苦労を重ね、土地・建物を韓国のトップ企業に売り渡そうとしたが、その計画は結局実現に至らなかった。1992年の国慶節当日(10月1日)、駐韓中国大使館が正式に明洞に入った。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年5月7日


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