中国、年初来最も広い範囲で晴天・高温天気
【中日対訳】 中国の華北、黄河・淮河などでは11、12両日、気温がぐんぐん上昇、今年に入り国内の最も広い範囲で晴天・高温となった。人民日報が伝えた。
今月11日以降、中国西北地域東部・華北から江南かけての広い範囲で青空が広がり、最高気温が30度を超えた地域が急増した。中国中央気象台の監測データによると、11日午後2時の時点で、北京・天津・石家荘・鄭州各地の気温は軒並み33度を上回り、年初以来の最高気温を記録した。また、西北地域東部、ほとんどの東北地域、黄河・淮河各地の気温も、前日より4度から10度上昇した。翌12日も国内の広い範囲で晴天・高温が続き、西北地域東部・華北の大部分・四川盆地・江南北部・華南中西部各地では最高気温が30度を超え、晴天・高温となった地域は、今年に入り最大範囲となった。
このほか、中央気象台によると、南方地域では再び強雨となる見通しで、14日から18日にかけて、長江中・下流およびそれより南のほとんどの地域で雨が降ると予想されている。貴州・重慶・江漢・江南・華南各地は、大雨または暴風雨に見舞われ、局地的にはかなり激しい暴雨となる見込み。また、これらの地域の一部では、雷雨・強風・雹など強い対流の天気となる恐れがある。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年5月13日