「レンタル電気自動車」が北京に登場 市民への普及目指す
【中日対訳】 「電動北京・パートナー計画」が20日、北京五道口清華科技園で始動し、北京で電気自動車(EV)の個人利用推進活動が正式にスタートした。人民日報が報じた。
同プロジェクトは、北京で初めての電気自動車レンタル・プロジェクト。初期段階は普通充電スタンド10基と急速充電スタンド1基からなる「10+1」の充電体制でスタート、同時に計11台のEVのニーズに対応できる。ゆくゆくは、「10+1」の充電スペースを3カ所まで増やし、ユーザーの需要を満たす。レンタルの方式には、短期レンタル、長期レンタル、時間レンタルがあり、レンタル料は、2時間49元(約820円)、1日99元(約1660円)、1カ月1999元(約3万3500円)。
EVのエネルギーコストは非常に低い。最大電池容量が23.5kWhのEVの場合、1kWhあたり0.8元(約13.4円)、計18.8元(約315円)。EVは、充電後120キロ以上走行可能なので、1キロあたり電気代はわずか0.157元(約2.6円)。理論上で走行可能とされる180キロメートルで計算すると、1キロあたり電気代は0.106元(約1.78円)と、排気量2.0Lのガソリン車の1割程度に抑えられる。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年5月23日