シングルの理由 男性は身長と顔 女性は感情面の成熟度
孤独な一生を運命付けられた人々が挙げる、「不細工、ガリ勉、お宅」といった一般的な理由には論理的根拠があるのだろうか?南開大学に通う学生2人がまとめた「どうして恋人がいないのか?」と題する統計学の夏休みの宿題が中国のSNS・人人網で投稿されたところ、瞬く間に多くの人々に転載された。この2人は科学を用いて、「男性に恋人がいない理由は身長に関連し、女性に恋人がいない理由は感情面の成熟度に関連する」ことを指摘した。羊城晩報が伝えた。
南開大学保健学部の朱宝◆さん(◆は王へんに奇)と金融学部の楊暁添さんは、今年の夏休みの統計学の宿題で「なぜ恋人がいないのか?」というテーマを選び、独立した検証や分散分析などの統計学の方法によって、大学生がシングルから抜け出す影響を与える要素を分析した。
大学生に恋人ができない本当の理由は何なのか?二人の学生は調査分析を通して、男性に恋人がいるかどうかは主に身長と顔立ちに関連し、女性がシングルかどうかは主に感情面の成熟度がかなりの程度で関連していることを指摘した。
このほか、調査の3つ目の結論によると、理想の恋人には、男性は趣味が合うかどうか、女性は向上心があるかどうかを最も重視するという。男子学生が理想の恋人に対して求めるその他2つの条件は気が利いていて優しく、自分の考えを持っていることで、女子学生も男子学生と同様、趣味が合うかどうかと気が利いて優しいという点だった。
大学生にとって、未来はまだ遠くの存在であり、現在の恋愛は恐らく顔立ちや感覚などの要素がより重要で、家の経済状況や向上心といった現実的な要素は比較的考慮しないからだ」と朱さんと楊さんは説明する。
この夏休みの宿題がネット上で公開されて以来、激しい議論が巻き起こっている。例えば、「私の心は男性っぽい上に、笑顔も見苦しく、スタイルも悪いから恋人がいないのだと思う」などとネットユーザーらは次々と『なぜ恋人がいないのか?』を討論するメッセージを投稿している。
また、この調査の不備を指摘する人もいる。ハンドルネーム「橘子微波炉」さんは、「この南開大学の学生は一つの仮説を見落としている。それは学校の男女の比率だ」と指摘する。しかし、人々はこの学生2人が学んだことをちゃんと実用に活かしていることに関して評価し、きめ細やかな調査分析に対しても賞賛の声が送られている。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年9月23日