北京環境保護局「PM2.5の情報は当局のアプリで取得を」
北京では深刻な大気汚染が問題になっているため、ぜんそくや気管支炎を引き起こす微小粒子状物質「PM2.5」の情報をリアルタイムで得るための携帯アプリを多くの人が使用している。ただ、中には計算方法に問題があるアプリもあるため、北京市環境保護局大気処の于建華・処長は14日、市政府公式サイト「首都之窓」で、同局の公式サイトでダウンロードできるアプリを使うよう呼び掛けた。同アプリなら大気の質に関する信頼できるデータを得られるという。北京青年報が報じた。
于処長によると、環境モニタリング情報は専門の部門が統一して発表している一方、アプリを開発している会社の中には、モニタリングデータを間違った計算方法や公式を使って独自に編集してアプリで通知している会社もあるという。同市は既に、大気の質を観測するネットワークを完備しており、大気の質に関する指数をリアルタイムで通知するアプリも開発している。そのため、于処長は「当局の公式サイトで専用のアプリをダウンロードすることを勧める。同アプリが発表しているデータは最も正確で信頼できる」と語っている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2013年11月15日