90年代生まれ:夏・冬休みに帰省
武漢市内にある大学に通う内蒙古(モンゴル)自治区出身の付さん(男性)は、「遠いため、めったに帰省できない。でも、しょっちゅう両親に電話をかけている。授業がない夜は、両親とビデオ通話もする。夏休みや冬休みが始まるとすぐに帰省して両親と一緒に過ごす。今後、就職して落ち着いたら、必ず両親を自分の元に呼び寄せて、親孝行する」と語った。
また、大学院3年生の梁さんも、「普段は授業が多く、実家も山西省と遠いため、夏休みや冬休みにしか帰省できない。卒業後は、武漢市に残って数年一生懸命働きたい。家から出て大学に通っているのだから、情けない姿で両親の元に帰ることはできない。武漢市でしっかり基礎を固めてから、両親を呼びよせて、親孝行する」と語った。
親:子供には仕事を頑張ってほしい
「1年のうち、子供と一緒に過ごす時間は?」という質問に対し、ほとんどの高齢者が「子供は別の都市で働いているため、めったに帰省しない」と、さびしさを示しながらも、「子供には親元にいるより、成長を目指して励み、良い生活を送ってくれることを願っている」と理解も示した。
既に退職している馮さん(男性)の息子は現在、米国で働いているという。そのため、3年に1回、5日ほどしか帰省できない。それでも、「息子にはもっと長い期間帰ってきてほしいが、仕事を中心にしてほしい」と親心を見せた。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年1月28日