2014年1月26日  
 

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中国経済、7%時代に適応

 2014年01月26日08:15
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 中国国家統計局はこのほど、2013年の中国経済の成長率が7.7%増となり、目標をやや上回ったと発表した。「2桁維持」、「8%維持」といった「GDP防衛戦」はすでに過去と化し、中国の経済成長は「7%時代」に入った。経済参考報が伝えた。

 中国経済は短期的な調整を経て、この準高度成長に対する適応性を示している。

 かつての高度成長後、成長率が急激に低下し、さまざまな問題が出現した。前指導部の主な対策は需要側の管理で、政府を通じて市場の需要不足を補った。この方法は即効性が高く、中国は真っ先に世界金融危機から脱した。しかし副作用も大きく、余剰生産能力や地方・企業債務の膨張というリスクが残された。しかしこのほど発表された2013年のデータを見ると、5年間に渡るすり合わせ期間を経て、また新指導部の需要側・供給側の同時管理という方針転換により、中国経済は7−8%という準高度成長という新たな常態に適応しようとしている。

 多くのマクロデータが、この適応の状況を裏付けている。まずは数四半期に渡る安定的な成長率だ。2013年に世界経済情勢が再び悪化し、中国経済に対する貨物・サービス輸出の寄与率が再びマイナスに転じた。同時に新指導部の調整方針も、構造調整を安定成長の前に置いており、行政のスリム化および権力の移譲といった間接的な手段により成長を合理的な範囲内で安定させ、政府の投資手段が弱まった。しかしこれらの不利な要素は、成長率の激しい変動をもたらさなかった。2012年第2四半期に8%を割り込むと、中国の7四半期に渡るGDP成長率は、7.6%、7.4%、7.9%、7.7%、7.5%、7.8%、7.7%で推移した。変動幅は0.5%以内で、2013年は0.3%以内となった。

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