国家品質監督検査検疫総局(国家質検総局)が定めた「乳児用粉ミルクの輸入管理の更なる強化に関する公告」にもとづき、4月1日より、外国製乳児用粉ミルクの中国語表示は、中国に輸入される前に商品パッケージ缶に直接印刷しなければならず、中国国内で貼付することは禁止される。輸入検査の時点で、商品のパッケージ缶に中国語表記がないもの、あるいは中国の法律法規と食品安全に関する国家基準に符合しないものは一律、不合格製品として受入拒否処分または廃棄処分の対象となる。広州日報が伝えた。
専門家は、新しい規定について、次のとおり説明した。
これまで、国内市場シェアがそれほど高くなかった一部の輸入粉ミルク製品は、缶に中国語表示を入れるためには生産ラインを増やす必要があり、コストがかさむことから、中国語が表示されたラベルを後から貼付して国内で販売されていた。新規定では、輸入粉ミルク市場のさらなる規範化が断行された。
このほか、公告によると、外国製粉ミルクを大袋に入った状態で輸入し、国内で個包装することが禁止されることとなった。また、5月1日より、関連ライセンスを取得していない海外メーカーが製造した乳児用粉ミルクの輸入が禁じられる。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年4月1日