中国は3月31日10時58分、科学衛星「実践11号06星」を搭載した「長征2号丙」ロケットを、酒泉衛星発射センターから打ち上げた。中国の2014年の打ち上げ事業は、幸先の良いスタートを切った。人民日報が伝えた。
「実践11号06星」は、中国航天科技集団公司に所属する東方紅衛星有限公司が開発を担当した衛星で、主に宇宙科学試験・宇宙技術試験に用いられる。
打ち上げに使用された「長征2号丙」ロケットは、中国航天科技集団公司に所属する中国キャリアロケット技術研究院が開発した。長征シリーズのロケットの打ち上げは、今回で189回目となる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月1日